代表挨拶
GREETING英知と創造により地域社会の環境と防災をリードする

当社は、鉄筋やコンクリート等、建設材料の品質確保の一翼を担うため、昭和39年8月1日に創業しました。その後、建設コンサルタント業や環境計量証明事業などの分野にコア技術を拡大し、半世紀を超えて地域の社会資本整備に深く係わってまいりました。
近年の地球温暖化が要因とされる海水温の上昇・生態系の変化や、海洋プラスチックごみ等の自然環境の汚染は人類の社会活動により生じた負の側面であり、人類の未来は自然との共生にかかっているといえます。私達は地元地域の環境モニタリング業務などを通して、地域環境との共生に係わっています。2020年からは、水道水の水質分析事業も開始し、さらに環境業務の幅を拡大しております。今後も継続して、より高度な分析機器の導入や環境技術の向上に努めてまいります。
また近年、常態化してきている豪雨・大型台風による土砂災害・洪水被害および南海トラフ巨大地震・中央構造線活断層地震等の自然災害リスクの高まりに加えて、社会インフラの老朽化が進行しており、生活拠点はもとより様々な活動場所で防災を意識する必要が出てきています。私達は土砂災害危険区域の調査や堤防・ため池の地盤調査などを通して地域のハザードマップ作成や危険斜面・堤防・ため池等の補強に係わり、橋梁・トンネル・砂防施設等の点検や修繕設計などを通して社会インフラの長寿命化に係わっています。2019年には高強度化してきている建設材料の品質試験に対応できるよう大型万能試験機を導入しました。今後も、防災技術を磨き、地元地域の防災に貢献してまいります。
人類共通の大きなテーマから地元地域の身近なテーマまで、その目的(意味)に連続性ができた時、この地元地域にいながらにして、私達の活動が当社のシンボルマークのSmall“c”「緑」とLarge“C”「青」の色が意味する「地球」と「宇宙」にまでつながっていくと考えます。
私達は、社名に掲げるとおり「環境」と「防災」のコンサルティングカンパニーとして、地元地域の安全と安心に一所懸命に取り組んでまいります。
代表取締役社長藤好 一男